|
|
 |
和雑貨 翠 TOP
> 和から始まる小さな旅 目次 > Vol.2
 |
 |
美術館へ行こう 日本民藝館「バーナード・リーチと濱田庄司展」
|
 |
いつも見ごたえのある民藝館の企画だが、今回はとりわけ館に縁のふかい二人の特別展。日本民芸運動の中心であり、民藝館の創設者、柳宗悦がつないだ東西の陶工の名品を同時に見られるのは当館ならでは。うっとりするような丸みの土瓶など、ぽってりとした濱田の器は、どれも独特の安定感が感じられる。一方、墨絵ふうの素描と並び、パン種入れなど英国の田園生活を思わせるリーチの焼き物もまた、端正な味わいを残しつつ、やはり日本の民芸に通じる土の素朴な重みがある。それぞれの個性をはっきりと持ちながら、生活に根ざした形の美の追求から生まれた共通性は、芸術家としての長い交流を物語る。
約150点の二人の作品に加え、とぼけた味わい雛人形など地方の木彫り人形、50センチもある菓子型、豪華な螺鈿の飯櫃などの焼き物、竹の額も粋な大津絵など、部屋ごとに分れた江戸時代の収蔵品も見ごたえあり。いつもの李朝の器も、伝統的な日本家屋の調度にしっくりと収まる。
天気のよい日は、近所の駒場公園散策もお薦め。
*今回の展示は3/25まで | |
 |
 |
| ◆大皿(楽焼 兎文)バーナード・リーチ作 径33.4cm |
|

このコラムのご感想やご意見など
にお寄せいただければ幸いです。 |
 |
|