六花(りっか)とは、雪の異称。雪の結晶が六角形の構造をしていることから、そのように呼ばれます。
多様な雪のかたちを、鹿角から彫りだし帯留として作り上げたのが、こちらの品です。
鹿角の透明感のある質感と隅々まで研ぎ澄まされた造形に、思わず息を呑みます。
さらに、この帯留のすごいところは、金具を付けず、帯留そのものの中に帯締めを通すという構造です。
Toubokkaさんは、帯留を作るにあたり、帯締めを通す部分をどうするかで非常に悩まれたそうです。理想の形を求め、考え抜かれた結果、鹿角の間を通す、というデザインと用途が一体化した構造に至りました。
金具が付いていないので、帯留めが浮いているように見えず、実にスマートです。
さらにさらに、その構造ゆえに裏側にも愉快な細工が!
なんと、溶けかけた雪だるまが2つ並んでいるではありませんか。
この遊び心には、お見事、としか言いようがありません。
帯締めは三分紐で入りますが、横長のため、先端の房部分に紙を巻いてから通すと、スムーズに通ります。
【DATA】- サイズ
- [本体]5.8cm(横)×1.7cm(縦)×0.9cm(厚さ)[箱]9.2cm(横)×6.5cm(縦)×3cm(厚さ)
- 素材
- 日本製鹿革、鹿角、水牛角
- ラッピング
- ギフト包装C(無料)にて承ります
- 製作
- TOUBOKKA