うヴぇや(切り絵・紙細工)
どことなく懐かしく、奔放なうヴぇやの切り絵。
眺めているうちに絵の世界に引き込まれ、童心に帰ってしまいそう。
幼い頃、野山で遊んだ幸せな記憶を呼び覚ます、そんな不思議な力を秘めています。
うヴぇや 兵頭 明日美(ヒョウドウ アスミ)
- 1977年
- 四国の愛媛県に生まれる。
- 1999年
- ワーキングホリデーでオーストラリアへ。
縁があって現地の女性家具職人とルームシェア。
木製のクリスマスボックスを作ったり、古紙で紙漉きをしたり、庭とガレージが二人の工房だった。
念願の海外フリーマーケットに参加。
ブリスベンの女の子が、落ち込んでいる友人のためにと、私の絵葉書を2ドルで買ってくれた。そのコインは今でも大事な宝物。
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2001年
- 地元の懐石料理屋さんで働く。
お運びをする傍ら、女将さんに頼まれて季節絵のランチ・オン・マットや箸置きなどを製作。
この頃から切り絵/紙行灯を販売するようになる。
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2002年
- 東京に移住。
OLで生活費を稼ぎつつ、アート系フリーマーケットに参加。
小金が貯まるにつれ、行灯屋の開店を決意する。
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2006年
- 『うヴぇや』を設立。
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現在
- 陶芸家野口あき子さんとともにユニット『pottecu(ポタック)』を結成。
切り絵を型紙として陶器に転写し、柄を抜くという独特な技法で、存在感のある作品を多数発表している。