齊藤十郎さんのスリップウェア※は、日本の風土、素材から生まれた、現代の暮らしになじむ、親しみやすい器です。
文様は、どれ一つとして同じものがなく、個性を持ちながらも、お料理と調和します。
長方形のお皿は存在感たっぷり。
たとえばカツオのたたきとかローストビーフとか、食卓の主役にふさわしい器です。
パスタなども見栄えがします。
この文様を私は勝手に「くの字」と呼んでいます。
クリーム状のスリップを流しながら、直線的に角度を変えて描くには、熟練の技(と平常心)を要するのではないかと想像しています。
写真に掲載されている現物をお届けします(ほんの少しグラつきがあります。ご使用に差し支えない範囲ですが、気になる場合はご購入はお控えください)。
※スリップウェア。
トロトロとしたクリーム状の化粧土(スリップ、泥漿)を流して文様を描き、焼き上げた陶器のこと。
古くからヨーロッパを中心に作られ、日本でも民藝の器として親しまれている。
【DATA】- サイズ
- 約26cm(ヨコ)約22cm(タテ)約3cm(高さ)
- 重さ
- 約600g
- ラッピング
- 箱はありませんので、プチプチで保護してから包装します。
- 製作
- JURO POTTERY・齊藤十郎