【前飾り】鹿角・ヤシャブシ染め
【裏 座】煤竹・真鍮
【本 体】茶利八方革(山羊革)
虎の首がカクカクと動く、前飾りが見事。
どことなく愛嬌のある表情は、伊藤若冲や円山応挙、長沢芦雪など、虎を実際に見たことのなかった江戸時代の画家が描いた虎の絵を彷彿とさせます。
本体は、「茶利八方革」を使用。
山羊革に植物タンニンなめしを行い、手作業による揉み上げによって細かなシボが作り出されます。
この技術は、明治時代にチャールス・ヘンニンケルという皮革技師から伝えられ、「茶利八方革」と名付けられました。今ではごくわずかの職人しか作ることのできない、非常に貴重な革です。
縫製はすべて手縫い。「閑清縫い」という、江戸から明治時代にかけての縫製方法で仕立てられています。この縫い目の細かさ、美しさも見どころの一つ。
TOUBOKKAは、江戸時代の袋物文化を現在に再びよみがえらせようとする試みから生まれたブランド。
残された品から過去の手業を学び、果てしない時間をかけて、遊び心のある品を製作しています。
【あらかじめお読みください】
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【DATA】- サイズ
- 10cm(横)×7cm(縦)×2cm(マチ)
- 素材
- 山羊革、鹿角
- ラッピング
- ギフト包装C(無料)にて承ります
- 製作
- TOUBOKKA