害獣として駆除される野生動物を革として活用し、新たな形でよみがえらせることに取り組む加藤キナさん。
千葉県に生息していたキョンの革を使って、キーリングを作っていただきました。
キョンは小型の鹿の一種。江戸時代にはキョンの革を台湾から輸入していたほど、その革は貴重で上質です。
しかし、今では、レジャーランドから逃げ出したものが爆発的に増え、深刻な問題となっています。
キョンは気が荒く、藪に入り込むため、身体には傷がいっぱい。
革への活用もまだ道半ばで、入手も困難な状況です。
稀少なキョン革を使ったキーリングはぷっくりと柔らか。
しずくのかわいらしい形が手になじみます。
使用した糸の色の名前をつけています。
手縫いの美しいステッチと極上の触り心地が、日々の暮らしにうるおいを与えてくれることでしょう。
*レターパックライトでのお届けが可能です
【DATA】- サイズ
- 全長9cm 雫部分9cm(タテ)×最長4cm(ヨコ)
- 素材
- キョン(千葉県産)革、牛革(部分的に補強として)、真鍮(ラズベリーのみアンティーク仕様ニッケル)
- ラッピング
- ギフト包装C(無料)にて承ります
- 製作
- 加藤キナ
- 備考
- 野生動物の革を使用しているため、軽微な瑕疵がある場合があります。動物が生きてきた証として受けとめていただければ幸いです。